空が跳ねて踊るのを見て私は確かに土を掴む
風に名を与え新たな約束を交わしまた見上げる
確かに流れるものに想いを抱き
走る星が行く先を便りに
詩れる風の陰を便りに
祖父は応え続け届ける
父は伝え目を合わせる
探り手繰り寄せ手にした種をここへ植えて待とう
雨乾き草木枯れた頃に彼らは必ずここへやって来る
遠く紫雲は揺れ鳥達は遠く歩く再会を喜び手を取り合う
流れ行き交う彼と延々と踊る空を見て
心待ちにした私はただただそこに立ち
確かに掴んだ土がやがてようやく踊り出した
かつて与えた名より
やがて名を授かり胸に
地平線より、この目に映る限り全て
そのすべてを仰いで私は踊る
2010結成。
その土地のみぞ在り響く音に。その民族のみぞ持つ思想が必要な楽器を作り鳴らし踊り唄う。
生きる為か死ぬ為かあるいは。それら優美かつ屈強な音と工夫に感銘を受け長きに渡り音を
共にした三人が集結。
古来、東洋から豊かな気候と食料を求め北上、東行、南下。厳しく険しくも何代にも渡り歩き
続け輝かしい文明を築き上げ守った彼等の歩みを一つの道とし。
その後、絹、香辛料、羅針盤から始まり文化、建築、信仰を交わすべく遠く遥かな道のりを
越えて相互の繁栄を極め求めたユーラシアはシルクロード、幾多の往復をもう一つの道とす。
偉大なる我等が先人達の志、意図、異なる生きる想いと繁栄の二つの道を行く。
全てのものが二つからなり月と太陽が交わる様に。現代の地球上において自身の座標を把握し
届ける義務を我々自らに課す。
豊かさを求める。
繁栄を極める。
人類として。
東洋人として。
こうしている今も星は流れ風は遠く詩れて待つ。
東西へ星と風に音を織り二つの東洋の陸路へ向かう旅の再開を続ける。